【名盤紹介】『Act III / Death Angel』ファンク的要素を取り入れた唯一無二のサウンド！

Act III
アーティスト：Death Angel
ジャンル：スラッシュメタル
1990年

ベイエリアスラッシュの代表的バンド、デスエンジェルの3rdアルバム。

バンド結成当初はアグレッシブな純正スラッシュメタルのスタイルでしたが、ファンクの要素やバラードなどを取り入れ、唯一無二のサウンドを手にし発表したのがこのアルバムです。

オープニングを飾るスラッシーな楽曲（1）「Seemingly Endless Time」を皮切りに、ファンク色の強い（5）「Discontinued」、アコースティックなスローテンポの聴かせる楽曲（6）「A Room With A View」というように、非常にバラエティー豊かで飽きさせない内容です。また、ヴォーカルはしっかりと歌い上げるタイプであることもバンドスタイルと非常にマッチしており、がなり立てるようなシャウトが主流であったスラッシュメタルシーンにおいて異彩を放っていた部分でもあります。

単なる量産型スラッシュメタルバンドとは一線を画した高クオリティの楽曲たちを、是非とも味わってみて下さい。

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（5）Discontinued
（6）A Room With A View