【名盤紹介】Enemy Of God / Kreator
Enemy Of God
アーティスト:Kreator
ジャンル:スラッシュメタル
2005年
【収録曲】
- Enemy Of God
- Impossible Brutality
- Suicide Terrorist
- World Anarchy
- Dystopia
- Voices Of The Dead
- Murder Fantasies
- When Death Takes Its Dominion
- One Evil Comes – A Million Follow
- Dying Race Apocalypse
- Under A Total Blackened Sky
- The Ancient Plague
ジャーマンスラッシュの代表的バンド、クリエイターの11thアルバム。
90年代、いわゆる迷走期に取り入れたゴシックメタル的要素や、前作「Violent Revolution」で現れたメロディックデスメタルからの影響を彼らなりに消化吸収し、その上で初期のアグレッシブなスラッシュメタルのスタイルに回帰。破壊的なサウンドやミレ・ペトロッツァのヒステリックなヴォーカルに、緩急あるドラマティックな展開や叙情的なメロディが加わり、単にスラッシュメタルの名盤だと言うにはもったいない程の隙のない音楽性に昇華されています。
(1)「Enemy Of God」のカッコよさは衝撃的。最高にアグレッシブかつブルータルに暴れまわるファストパートと、ドラマティックなミドルパートの見事な展開。流麗なギターソロにも心惹かれ、暴虐性と美しさ、そしてどこか哀愁すらも感じられる文句なしの名曲でしょう。
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