【名盤紹介】『Black Sabbath / Black Sabbath』ヘヴィメタル誕生の瞬間!圧倒的表現力で創り出される悪魔的世界観

Black Sabbath
アーティスト:Black Sabbath
ジャンル:ヘヴィメタル
1970年
【収録曲】※CD版での曲順
- Black Sabbath
- The Wizard
- Wasp / Behind The Wall Of Sleep / Bassically / N.I.B.
- Wicked World
- A Bit Of Finger / Sleeping Village / Warning
イングランド出身、ヘヴィメタルの始祖とも言われる伝説的ロックバンド、ブラックサバスのデビューアルバム。邦題『黒い安息日』。1970年2月の「13日の金曜日」という曰くつきの日付にリリースされました。
ヘヴィメタルというジャンルにおいて最初期のアルバムの一つとして数えられる本作。重々しく金属的で恐ろしいサウンドと世界観は、ジャンルの確立に多大な影響を与えたことは間違いないでしょう。
リードトラックの(1)「Black Sabbath」は、不協和音の中でも最も響きの悪い不快なものとされ「音楽の悪魔」とも称される三全音を基に構成されます。雷雨の音から始まり、圧倒的表現力で「人を怖がらせる音楽を作る」というコンセプト通りの素晴らしい世界観を成しています。
わずか2日で完成されたことも有名な本作ですが、それ故に生々しいサウンドも相まって終始おどろおそろしい世界観を見せつけ、まさにヘヴィメタルの原点というものを教えてくれる傑作です。
YouTubeで聴く↓ (2)The Wizard (3)N.I.B.
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