【名盤紹介】『Toxicity / System Of A Down』唯一無二の変態的ヘヴィサウンド
Toxicity
アーティスト:System Of A Down
ジャンル:オルタナティブメタル
ニューメタル
2001年
【収録曲】
- Prison Song
- Needles
- Deer Dance
- Jet Pilot
- X
- Chop Suey!
- Bounce
- Forest
- Atwa
- Science
- Shimmy
- Toxicity
- Psycho
- Aerials
アメリカ出身のロックバンド、システム・オブ・ア・ダウンの2ndアルバム。全米で300万枚、全世界で計1,200万枚売上げるなど、商業的大成功を収めました。また、メタリカのカーク・ハメット、ラーズ・ウルリッヒが2000年代のベストアルバムに選ぶなど業界からも支持が多く、バンドの評価を一気に高めた作品でもあります。
オルタナティブメタル、スラッシュメタル、アートメタル、ハードロック、プログレッシブメタル、ヘヴィメタルとあらゆるメタル要素のほか、メンバーのルーツであるアルメニア音楽にフォーク、ジャズ、中東音楽、ギリシャ音楽など、様々なジャンルの音楽要素を巧みに取り入れたのが特徴。前作でのハードなメタル要素はしっかりと見せつつも、コーラスを増やしポップソング化を意識したこともあり、非常にヘヴィかつ難解な音楽性でありつつも非常に親しみやすくノリノリで暴れられる、という魅力を兼ね備えています。
脳味噌を掻き回されるような変態的なサウンドはまさに唯一無二で、一度聴いたら耳から離れない中毒性があります。一聴するとふざけているとしか思えないような個性の塊ですが、個々の確かな技術と表現力で最高にカッコイイ音楽へと昇華されている様は流石としか言いようがありません。
YouTubeで聴く↓ (12)Toxicity (14)Aerials
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