【名盤紹介】『Honour & Blood(血まみれの栄光) / Tank』無骨で硬派なサウンドが届ける、男の哀愁ヘヴィメタル
Honour & Blood
邦題:血まみれの栄光
アーティスト:Tank
ジャンル:ヘヴィメタル
NWOBHM
1984年
【収録曲】
- The War Drags Ever On
- When All Hell Freezes Over
- Honour & Blood
- Chain Of Fools
- W.M.L.A.
- Too Tired To Wait For Love
- Kill
- The Man Who Never Was
イングランド出身のヘヴィメタルバンド、タンクの4thアルバム。”NWOBHM”ムーヴメントを代表するバンドであり、スラッシュメタルへ大きな影響を与えた彼らの作品の中でも、名盤として最も有名であろう一枚です。
モーターヘッドからの影響が色濃く、泥臭く疾走するサウンドにドラマ性、叙情性をプラスしたような印象です。
まさに男のヘヴィメタルとでもいうような、終始無骨で渋く泥臭く、哀愁漂うその硬派なサウンドは、聴けば聴くほど味が出るように引き込まれます。デビューから一貫して力強く疾走感あるサウンドを保ちつつ、ドラマチックで泣きのあるメロディによりフィーチャーしたことで深みが増し、アルジー・ワードの渋いしゃがれたヴォーカルと相まって唯一無二のサウンドとなっています。
彼らを代表する大名曲である(1)「The War Drags Ever On」、(3)「Honour & Blood」はまさしく必聴で、力強さ、疾走感、哀愁が最高レベルで混ざり合い、熱い男のヘヴィメタルとしてガッツポーズ不可避の最高のカッコよさを見せつけてくれます。
NWOBHM勢の中でも、最も愚直で無骨で硬派なサウンドが届ける、男の哀愁ヘヴィメタル。是非とも体感してみて下さい。
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