【名盤紹介】Doomsday Machine / Arch Enemy
Doomsday Machine
アーティスト:Arch Enemy
ジャンル:メロディックデスメタル
2005年
【収録曲】
- Enter The Machine
- Taking Back My Soul
- Nemesis
- My Apocalypse
- Carry The Cross
- I Am Legend / Out For Blood
- Skeleton Dance
- Hybrids Of Steel
- Mechanic God Creation
- Machtkampf
- Slaves Of Yesterday
スウェーデン出身のメロディックデスメタルバンド、アーチエネミーの6thアルバム。Billboard 200では12,000枚を売上げ、全米87位を記録しました。ちなみに、このアルバムのリリース前にクリストファー・アモット(G)が一時脱退しますが、レコーディング後の事なのでクレジットには名を連ねています。
前作「Anthems of Rebellion」では攻撃性を前面に押し出した作風となり、一方で曲構成がシンプルになり過ぎたことを反省したこともあり、本作では持ち味の複雑性が復活しています。モダンな作風は継承しつつも、初期に見られた叙情性のあるツインギターを再び前面に押し出したことで、その攻撃性、そして美しいエモーショナルなメロディを兼ね備えた進化したアーチエネミーを見せてくれています。
血が滾るようにブルータルで、ある種男臭さのようなものを感じさせる、獰猛なまでの突進力。そしてドラマティックな展開に乗せて染み渡る泣きメロ。攻撃性と叙情性を織り交ぜた、アーチエネミーのアンセム的大名曲(3)「Nemesis」は必聴です。
コメントを残す