【名盤紹介】『Pleasures Of The Flesh / Exodus』攻撃性とキャッチーさを兼ね備えた、これぞエクソダスサウンド!
Pleasures Of The Flesh
アーティスト:Exodus
ジャンル:スラッシュメタル
1987年
【収録曲】
- Deranged
- ‘Til Death Do Us Part
- Parasite
- Brain Dead
- Faster Than You’ll Ever Live To Be
- Pleasures Of The Flesh
- 30 Seconds
- Seeds Of Hate
- Chemi-Kill
- Choose Your Weapon
ベイエリアスラッシュを代表するスラッシュメタルバンド、エクソダスの2ndアルバム。
ヴォーカルがポール・バーロフからスティーヴ “ゼトロ” スーザに代わり制作された作品です。ザクザクと刻むパワフルな、正にベイエリアクランチというべきサウンドのギターリフが暴れまわり、疾走感、攻撃性は健在。それでありながら彼らの最大の強みでもあるキャッチーさ、聴きやすさも1st「Bonded By Blood」から格段に上がっており、エクソダスというバンドの音はこの作品で確立された感があります。
自然と頭を振ってしまうアグレッシブなギターリフで突き進み、メロディアスでドラマティックなギターソロが光る(3)「Parasite」。終始ハイテンションに疾走しまくるドストレートなスラッシュチューン(5)「Faster Than You’ll Ever Live To Be」。フックの効いたリフが突き刺さり、ドラマティックな展開でラストに畳みかけるタイトルナンバー(6)「Pleasures Of The Flesh」。攻撃的でありながらキャッチーな、これぞエクソダスというリフで爆走し、ゼトロの強烈なヴォーカルも癖になる(8)「Seeds Of Hate」等、バラエティーに富んだ強力な楽曲陣には隙がありません。
漂うB級臭さも味であり、これぞ”ベイエリアスラッシュ”!という魅力の詰まった名盤です。
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