【名盤紹介】『Mezmerize / System Of A Down』よりヘヴィに、よりポップに、よりクレイジーに。SOAD節の炸裂する強烈な一枚
Mezmerize
アーティスト:System Of A Down
ジャンル:オルタナティブメタル
2005年
【収録曲】
- Soldier Side – Intro
- B.Y.O.B.
- Revenga
- Cigaro
- Radio/Video
- This Cocaine Makes Me Feel Like I’m On This Song
- Violent Pornography
- Question!
- Sad Statue
- Old School Hollywood
- Lost In Hollywood
アメリカ出身のロックバンド、システム・オブ・ア・ダウンの4thアルバム。本作は2005年5月に、対となるアルバム「Hypnotize」は同年11月にリリースし、どちらも全米ビルボード1位を獲得しました。
シングルカット曲「B.Y.O.B.」がグラミー賞で「ベスト・ハードロック・パフォーマンス」賞を獲得。アメリカでは1週間で453,000枚を売上げ、これまでに世界で1,000万枚以上を売り上げているヒット作です。
代表作としてまず上がるであろう2nd「Toxicity」と比べると、よりストレートなヘヴィメタル・サウンドに近づき、また、ダロン・マラキアンのヴォーカルパートが増えたことによりメロディアスさが増幅しポップな印象です。とはいえ変態的な曲展開とサージ・タンキアンの狂ったような早口ヴォーカルが織りなすSOAD節は健在で、中毒的なオリジナリティは損なわれることなくしっかりと両立されています。
よりヘヴィに、よりポップに、よりクレイジーに。これぞシステム・オブ・ア・ダウンという、強烈な一枚です。
YouTubeで聴く↓ (4)Cigaro (8)Question!
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