【名盤紹介】Peace Sells… But Who’s Buying? / Megadeth
Peace Sells...
But Who's Buying?
アーティスト:Megadeth
ジャンル:スラッシュメタル
1986年
【収録曲】
- Wake Up Dead
- The Conjuring
- Peace Sells
- Devils Island
- Good Mourning/Black Friday
- Bad Omen
- I Ain’t Superstitious
- My Last Words
BIG4の一角、メガデスの2ndアルバム。
前作と比べ、音質、完成度共に大幅に高くなっており、”インテレクチュアル・スラッシュメタル”としての面も如何なく発揮されている。メガデスのアルバムとしては初めてBillboard 200へのチャート・インを果たし、最高76位に達するという出世作でもあります。
冒頭(1)「Wake Up Dead」からインテレクチュアル・スラッシュ炸裂の必殺スラッシュナンバーで幕開けです。ただ速いだけでは面白くないと、緩急付けた曲構成と怒涛のリフの嵐。初めてシングルとしてリリースされ、イギリスでは最高65位に達した名曲です。(3)「Peace Sells」はノリの良いベースラインからの重々しいギターリフでザクザクと迫りくる感じがたまりません。そして中盤から一気にペースアップし畳みかけてきます。この曲もライブでも定番の名曲。スローテンポで不穏なメロディから始まったかと思うと一気に弾きまくるギター、そしてテンポアップからの押し寄せるリフの応酬。(5)「Good Mourning/Black Friday」もインテレクチュアル炸裂です。(7)「I Ain’t Superstitious」はアメリカのブルースミュージシャン、ウィリー・ディクソンの楽曲のカバーで、アルバムの中では明るい印象を持っています。これを息抜きに、最後(8)「My Last Words」は激烈スラッシュナンバーでしっかり締めます。
メガデスというバンドの音楽性を決定付けた名盤。スラッシュファンなら必聴の一枚です。
YouTubeで聴く↓ (4)Devils Island (8)My Last Words
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