【名盤紹介】So Far, So Good… So What! / Megadeth
So Far, So Good...
So What!
アーティスト:Megadeth
ジャンル:スラッシュメタル
1988年
【収録曲】
- Into The Lungs Of Hell
- Set The World Afire
- Anarchy In The U.K.
- Mary Jane
- 502
- In My Darkest Hour
- Liar
- Hook In Mouth
BIG4の一角で、”インテレクチュアル・スラッシュ”と称される音楽性で有名なスラッシュメタル・バンド、メガデスの3rdアルバム。インテレクチュアルな面としてはこのアルバムで完成された感があり、楽曲のバリエーションが豊富でメガデスの旨味を様々な方向から味わえる傑作かと思います。
(1)「Into The Lungs Of Hell」は壮大なスケールを感じさせるインスト曲。メガデスならではの最高のオープニング曲から続き、インテレクチュアル・スラッシュを遺憾なく発揮する(2)「Set The World Afire」です。ミドルテンポで重々しく迫り、後半一気に爆発。一発でノックアウトです。(6)「In My Darkest Hour」はムステインの旧友で元メタリカのクリフ・バートンの死を悼んで書かれた曲です。重々しく気怠い雰囲気から始まり、後半で感情を爆発させるように畳みかけます。聴き手の感情も揺さぶるような劇的で哀愁漂う名曲です。(7)「Liar」はムステインブチ切れでストレートな激烈スラッシュナンバー。そしてラストは比較的シンプルに疾走しつつも、ムステインの狂気的な部分の垣間見えるスラッシュナンバー(8)「Hook In Mouth」で締めです。
スラッシーかつ劇的な構成が見事で、ムステインの切れっぷりがこれでもかと言う程味わえる、初期メガデスを代表する名盤です。
YouTubeで聴く↓ (6)In My Darkest Hour (7)Liar
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