【名盤紹介】Hell Awaits / Slayer
Hell Awaits
アーティスト:Slayer
ジャンル:スラッシュメタル
1985年
【収録曲】
- Hell Awaits
- Kill Again
- At Dawn They Sleep
- Praise Of Death
- Necrophiliac
- Crypts Of Eternity
- Hardening Of The Arteries
世界的ヘヴィメタルバンドでBIG4の一角、帝王スレイヤーの2ndアルバム。
デビュー作では色濃く残っていたNWOBHMの要素もほぼなくなり、スラッシュメタル・バンドとして確立したアルバムとも言える。また当時、メンバーのケリー・キング(g)やジェフ・ハンネマン(g)がマーシフル・フェイト(デンマークを代表するヘヴィメタルバンド)の音楽性に影響を受けていたため、本作でも長尺かつ複雑な曲構成のプログレッシブな楽曲が多いのも特徴的。
悪魔の様な囁きと重厚なイントロから始まり、一気に加速するスラッシュナンバー(1)「Hell Awaits」での幕開けから、中盤でのトム・アラヤ(Vo)の絶叫が耳を劈く(2)「Kill Again」。パンテラのカリスマ的ギタリスト、ダイムバック・ダレルがギター雑誌の企画で「最も好きな12曲」の中に選出した楽曲、(3)「At Dawn They Sleep」など、2作目にして驚異的なクオリティを見せつけた名盤。かの有名な3rdアルバム「Reign In Blood」に続く前日譚としても必聴でしょう。
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