【名盤紹介】『Reign In Blood / Slayer』スレイヤーの放つ伝説の3rdアルバム。スラッシュメタルとは何たるかを体現する最凶の一枚!
Reign In Blood
アーティスト:Slayer
ジャンル:スラッシュメタル
1986年
【収録曲】
- Angel Of Death
- Piece By Piece
- Necrophobic
- Altar Of Sacrifice
- Jesus Saves
- Criminally Insane
- Reborn
- Epidemic
- Postmortem
- Raining Blood
必聴度 | S |
スラッシュ度 | SS |
聴きやすさ | A |
アメリカ出身、スラッシュメタルBIG4の一角である、スレイヤーの3rdアルバム。同じくBIG4に数えられるスラッシュメタル・バンド、メタリカ、メガデス、アンスラックスらと比べても、最も過激で、最も”スラッシュ”しているスレイヤー。そんな彼らの最高傑作であり、スラッシュメタル史に残る問答無用の大名盤です。
徹頭徹尾、一瞬たりとも息の休まる隙を与えてはくれずに超高速で突き進む、ザ・スラッシュメタルといったアルバム。10曲を僅か29分4秒で駆け抜ける。とてつもないスピードと邪悪な破壊力を持つ音楽性はデスメタルやブラックメタルにも直接的な影響を与え、凄まじいヴォーカルの速さはラッパーにカルチャーショックを与えたとも言われています。
トム・アラヤ、ケリー・キング、ジェフ・ハンネマン、デイブ・ロンバードという黄金のカルテットによる最凶の楽曲陣。スラッシュメタルの醍醐味とも言える、スピード感、攻撃性は文句の付けようがなく、それでいて一枚通して飽きることなく聴く事のできるソングライティングのセンスには脱帽です。
スラッシュメタル界の金字塔的大名曲(1)「Angel Of Death」、そして、ジェフ・ハンネマンの禍々しいリフがこれぞスレイヤーという世界観を作り出す、最凶の一曲(10)「Raining Blood」は必聴です。
「スラッシュメタルってどんなジャンル?」と聞かれたならば、黙ってこのアルバムを差し出せばいい、そんな一枚ではないでしょうか。
YouTubeで聴く↓ (2)Piece By Piece (3)Necrophobic (5)Jesus Saves
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