【名盤紹介】『Among The Living / Anthrax』これぞ”歌えるスラッシュ”!ハードコアサウンドとメロディアスで伸びやかなヴォーカルが織りなす、アンスラックスの代表作

Among The Living
アーティスト:Anthrax
ジャンル:スラッシュメタル
1987年
- Among The Living
- Caught In A Mosh
- I Am The Law
- Efilnikufesin (N.F.L.)
- A Skeleton In The Closet
- Indians
- One World
- A.D.I./Horror Of It All
- Imitation Of Life
必聴度 | S |
スラッシュ度 | A |
聴きやすさ | A |
BIG4の一角、アンスラックスの3rdアルバムであり、スラッシュメタル界の歴史的名盤の一つです。
アンスラックスの特徴と言えばなんといってもボーカル、ジョーイ・ベラドナの歌の上手さでしょう。スラッシュメタルにおいては珍しく、メロディアスで伸びやかな彼の歌声には圧倒されます。今作のかなりハードコア色の濃い、ザクザクとしたギターリフとのマッチが絶妙で、唯一無二の響きを作り出しています。
アルバム冒頭、重厚なイントロから始まり一気にスピードアップする(1)「Among The Living」、疾走感に溢れたスラッシュナンバー(2)「Caught In A Mosh」、3分30秒当たりからの怒涛の展開の(3)「I Am The Law」等、スラッシュメタルの名に恥じないストレートな曲調は一転すると食傷気味になりかねないところですが、ジョーイの歌声と所々緩急をつけた曲構成で上手く中和され、ただ単に早いだけではない、極上のスラッシュメタルへと昇華されています。
ライブで定番の楽曲も多く含まれており、初心者にもおすすめの一枚です。(4)「Efilnikufesin (N.F.L.)」のように掛け声を取り入れた楽曲はライブでも盛り上がり、非常に楽しいですよね。
BIG4、アンスラックスの代表作であり、間違いなく全スラッシュメタルファン必聴の一枚でしょう。
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