【名盤紹介】『Among The Living / Anthrax』これぞ”歌えるスラッシュ”!ハードコアサウンドとメロディアスで伸びやかなヴォーカルが織りなす、アンスラックスの代表作

【名盤紹介】『Among The Living / Anthrax』これぞ”歌えるスラッシュ”!ハードコアサウンドとメロディアスで伸びやかなヴォーカルが織りなす、アンスラックスの代表作

Among The Living
Among The Living
アーティスト:Anthrax
ジャンル:スラッシュメタル
1987年
  1. Among The Living
  2. Caught In A Mosh
  3. I Am The Law
  4. Efilnikufesin (N.F.L.)
  5. A Skeleton In The Closet
  6. Indians
  7. One World
  8. A.D.I./Horror Of It All
  9. Imitation Of Life
必聴度S
スラッシュ度A
聴きやすさA

BIG4の一角、アンスラックスの3rdアルバムであり、スラッシュメタル界の歴史的名盤の一つです。

アンスラックスの特徴と言えばなんといってもボーカル、ジョーイ・ベラドナの歌の上手さでしょう。スラッシュメタルにおいては珍しく、メロディアスで伸びやかな彼の歌声には圧倒されます。今作のかなりハードコア色の濃い、ザクザクとしたギターリフとのマッチが絶妙で、唯一無二の響きを作り出しています。

アルバム冒頭、重厚なイントロから始まり一気にスピードアップする(1)「Among The Living、疾走感に溢れたスラッシュナンバー(2)「Caught In A Mosh、3分30秒当たりからの怒涛の展開の(3)「I Am The Law等、スラッシュメタルの名に恥じないストレートな曲調は一転すると食傷気味になりかねないところですが、ジョーイの歌声と所々緩急をつけた曲構成で上手く中和され、ただ単に早いだけではない、極上のスラッシュメタルへと昇華されています。

ライブで定番の楽曲も多く含まれており、初心者にもおすすめの一枚です。(4)「Efilnikufesin (N.F.L.)のように掛け声を取り入れた楽曲はライブでも盛り上がり、非常に楽しいですよね。

BIG4、アンスラックスの代表作であり、間違いなく全スラッシュメタルファン必聴の一枚でしょう。


(2)Caught In A Mosh
(1)Among The Living
(6)Indians

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投稿者:

手羽先

名古屋在住。 ロック、メタル好きで、特に80'sスラッシュメタルに目がないです。

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